2007年09月21日
eBayのアエロプロ ドライブの偽物? 顛末(後編)part2
いよいよ大詰め(笑)の、無駄に長い顛末記ですが、後編のpart1が画像比較に終始しましたので、part2では若干の考察をしていきたいと。
グロメット等の比較のため、ガットを切ってグロメットを外したまではよかったのですが、これが全然元に戻りません。
かなり無理やり穴に突っ込んでいた模様で、グロメットグラインダやら千枚通しやらを総動員してもキチンと埋まりません。大体、バンパーの穴とグロメットの出っ張りの間隔が合っていませんし♪ 送られてきた時点で既にガットが張ってあった理由が、おそらくこの辺にあるのかもしれません。
つまり、ガットを張った状態でないとグロメットが浮いてしまうため、ストラングして張力で押さえ込んでいたのではないかと。
これはどういうことなのでしょう? 本体の作りがなかなかに精密なのに比べて、あまりにもギャップが大きすぎます。
ストリングホールの位置にしても、なぜ??という感じです。画竜点睛を欠く、というか(違うか?)、仏作って魂入れず、というか(これも違うか?)。
何が言いたいのかというと・・・
part1で検証したオリジナル(敢えてそう呼びます)との相違、これらはあくまでもコスメな部分や部品としてのグロメット・バンパーの話であって、肝心なラケット本体自体がどうなのか、についてはこれだけでは何とも言えません。
つまり、全体としてはいわゆる偽物で間違いないのだけれど、ラケット本体もスクラッチから作り上げられたものなのか、それとも加工/塗装などの前に本体のみが横流しされ、それに穴あけや塗装等を別の誰かが行ったのかどうか、です。それについては、正直言ってよくわかりません。
ただし、両者のグロメットの重量の差は数グラムしかないので、本体そのものの重さはやはり30g程度はあるわけですから、本体もやはり横流しではなく、最初から偽物として製作されたものと考えるべきなんだろう、と思います。
2007年版AeroPro Driveの売り物の一つにCORTEX機能の搭載があります。いましがた気がついたのですがV字パーツの色が違います。
分りますでしょうか?微妙に緑がかってます。
これはワタシの考えなのですが、このV字パーツはおそらく本体の製造過程で、アッセンブリ(組み立て)工程の段階で接着されていると思います。画像を見るとわかると思いますが、この部分は接着が下手で、ズレています。またパーツのサイズも若干違うような感じです。
うーん、なんにせよフレーム本体の由来がどうなのかについては、分りません。これまで挙げた相違点にしても、たとえば「未加工・パーツアセンブリ前のフレームだけが流出して、後工程でヒドイ作業+出鱈目なパーツを取り付けたのかも」、と言われれば、「そうかも」としか答えられません。
ストリングホールの中を見ても素材がわかるような知識がないので、なんとも言えませんし。実際、今は使っていない27inchの方のガットを切ってグロメットを外し、穴から中を覗いて比較してみたのですが、うーん・・・。分りません、実際。
言ってみれば、ことフレーム本体に関しては状況証拠は出揃っていて、ホシがクロなのは間違いないのに、物的証拠が出てこないという、サスペンス劇場のような状況ですね。
・・・・ん、こういうときは「警部、自白は取れないんすかねぇ」。
んんっ! それだ!
・・・というわけで、今回も長文になってしまいましたので、さらに続きの顛末記を、「出品者とeBay」まで絡めて後編part3でまとめたいと思っております。
ではでは
グロメット等の比較のため、ガットを切ってグロメットを外したまではよかったのですが、これが全然元に戻りません。
かなり無理やり穴に突っ込んでいた模様で、グロメットグラインダやら千枚通しやらを総動員してもキチンと埋まりません。大体、バンパーの穴とグロメットの出っ張りの間隔が合っていませんし♪ 送られてきた時点で既にガットが張ってあった理由が、おそらくこの辺にあるのかもしれません。
つまり、ガットを張った状態でないとグロメットが浮いてしまうため、ストラングして張力で押さえ込んでいたのではないかと。
これはどういうことなのでしょう? 本体の作りがなかなかに精密なのに比べて、あまりにもギャップが大きすぎます。
ストリングホールの位置にしても、なぜ??という感じです。画竜点睛を欠く、というか(違うか?)、仏作って魂入れず、というか(これも違うか?)。
何が言いたいのかというと・・・
part1で検証したオリジナル(敢えてそう呼びます)との相違、これらはあくまでもコスメな部分や部品としてのグロメット・バンパーの話であって、肝心なラケット本体自体がどうなのか、についてはこれだけでは何とも言えません。
つまり、全体としてはいわゆる偽物で間違いないのだけれど、ラケット本体もスクラッチから作り上げられたものなのか、それとも加工/塗装などの前に本体のみが横流しされ、それに穴あけや塗装等を別の誰かが行ったのかどうか、です。それについては、正直言ってよくわかりません。
ただし、両者のグロメットの重量の差は数グラムしかないので、本体そのものの重さはやはり30g程度はあるわけですから、本体もやはり横流しではなく、最初から偽物として製作されたものと考えるべきなんだろう、と思います。
2007年版AeroPro Driveの売り物の一つにCORTEX機能の搭載があります。いましがた気がついたのですがV字パーツの色が違います。
分りますでしょうか?微妙に緑がかってます。
これはワタシの考えなのですが、このV字パーツはおそらく本体の製造過程で、アッセンブリ(組み立て)工程の段階で接着されていると思います。画像を見るとわかると思いますが、この部分は接着が下手で、ズレています。またパーツのサイズも若干違うような感じです。
うーん、なんにせよフレーム本体の由来がどうなのかについては、分りません。これまで挙げた相違点にしても、たとえば「未加工・パーツアセンブリ前のフレームだけが流出して、後工程でヒドイ作業+出鱈目なパーツを取り付けたのかも」、と言われれば、「そうかも」としか答えられません。
ストリングホールの中を見ても素材がわかるような知識がないので、なんとも言えませんし。実際、今は使っていない27inchの方のガットを切ってグロメットを外し、穴から中を覗いて比較してみたのですが、うーん・・・。分りません、実際。
言ってみれば、ことフレーム本体に関しては状況証拠は出揃っていて、ホシがクロなのは間違いないのに、物的証拠が出てこないという、サスペンス劇場のような状況ですね。
・・・・ん、こういうときは「警部、自白は取れないんすかねぇ」。
んんっ! それだ!
・・・というわけで、今回も長文になってしまいましたので、さらに続きの顛末記を、「出品者とeBay」まで絡めて後編part3でまとめたいと思っております。
ではでは
コメント
「大きな公众負担したことができなくて、倒」のコストをしなければならない。
投稿者 Air Jordan
2011/02/25 11:44