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NOS VAMOS! オフラインで50歳程度で「じじい」というタイトルはオカシイ!と激しく追及されたわたくし。だもんで簡単にタイトル変えちゃいました。今後ともごひいきに願います。

eBayのアエロプロ ドライブの偽物? 顛末(最終回!!)改訂版

<<一度upしたのですが、なんだか論旨が変だったりしたので、一部補筆&訂正しました。ら、さらに長くなっちゃいました。スイマセン!!>>

エアロプロドライブの偽物バナシも、ついに最終回、大団円でございます。今回は、これまでの傾向と今後の対策をまとめてみたいと思います。
1 実際の過去の出品を見てみよう
まずはサンプルとして、幾つか明らかにフェイクと思われる出品のitem#を挙げておきますので、eBayで検索して見てみてください。(通常の検索用テキストボックスの右横にある「advanced search」をクリックすると、item#または出品者での検索ができるページが出ます。)
これらを紹介するのは、あくまでご覧の方々が騙されないように、参考にしていただきたいと思ったからです。それと、これらの出品者が全てフェイクを売っているかどうかは定かではありません。(が、この中には私に偽物を売ったのと同一人物またはその一味と思われる出品者がいます)
また、ここに挙げたのは私のウォッチリストに辛うじて残っていたものの一部で、怪しいと思ったものすべてをウォッチしていたわけではないため、これら以外の出品者についての過去の出品物のサンプルが例示できません。あくまで氷山の一角のサンプルと考えて下さい。
220147798121
220141124178
220143942556
120151251198
ちなみに、ワタシが買ったものの商品説明では、ラケットケースの写真はありませんでしたし、グリップの色は白でした。つまり、画像が添付されていても一切安心はできない、ということです。
願わくば、これらのアイテムを検索してなんらかの偽物判別のための感覚を掴んでいただければ幸いです。
2 考慮すべき点
・・・・とはいっても、価格が変に安い以外は、画像も借りものだったり、説明文はメーカーのコピーだったりで区別はつきにくいと思います。少しでも日本の正規品と違うと思ったら、まずは出品者に堂々と質問してください。逃げ腰だったり回答が返ってこない場合はフェイクの可能性が高いと思います。でも、ワタシの場合出品者は実に堂々と「100%本物だ」とか「届いて偽物だったら対応する」と速攻で返答寄越してましたけど(笑)また、過去の評価にnegativeで「fake racquetだ」と指摘されていた場合、それはおそらくフェイクなんだろう、と考えた方が無難だと思います。
それと、これらはすべて「location = China」つまり、中国からの出品です。また、私が見た中で一人だけカリフォルニアからの出品というのがありましたが、送料が法外に高いのでそれについての質問が書き込まれており、shipment はChinaからだから高い、って回答してました。よってこれも在米の代理人売り子を立てただけの中国からの出品と考えられます。

3 危ないメーカー/製品
上記のアイテム#のものに他製品の記載があるケースや、同じ出品者が扱っている他の製品は怪しいと考えるのが筋だと思います。それからすると、バボラとウィルソンに偽造品が集中していると思います。模造品が横行していると思われる製品を列挙します。
・BabolaT : Pure Drive, Pure Drive Roddick, AeroPro Drive (いずれも2006/07両方あり)
・Wilson : nSix-One Tour 90, nSix-One 105, nSix-One Team 95, [K]Six-One Team95, [K]Six-One Tour
他にも幾つかあったような気がしますが、残念ながらウォッチリストに入れていなかったため、確認できません。
4 日本での個人売買
これらの商品の並行輸入品を個人取引する場合は、たとえ日本国内であったとしても要注意です。売主がフェイクと知らずに出品することも十分あり得ます。
それならまだしも、実際に以前見た掲示板では「もし買ったラケットが偽物だったら、オークションで売るしかないしねー」みたいな軽いノリでトンデモナイことが書き込まれてました。こういう意識の低い人も当然世の中にはいっぱいいるわけですから、ヤフオクなどで個人売買の並行輸入品に手を出すのはやめた方が賢明と思います。
また、ワタシは決して中国人の方々を差別するわけでもなんでもありませんが、出品者が中国の方だったりすると、当然リスクが高くなると考えざるを得ない状況です。
説明文にタドタドしい日本語がある場合は、これも君子危うきに近寄らず、と考えた方が賢明かもしれません。もちろん、「出品地域」が海外だったりすると胡散臭さ爆発です。
また、ラケットでは見かけませんが、出品地域が東京とかなのに、発送方法がEMSだったりするケースもあり、説明を油断せず読まねばなりません。(SONY, San Diskのメモリースティックの偽物には、このケースが多々ありましたね)
5 雑感
授業料のつもりで買った安物アエロプロドライブ+でしたが、本当に授業料で終わってしまいました。
でもまぁ、本当に偽物だった、と確認できてよかった(?)です。(と、強がりを言ってみる)
以前書きましたが、eBayのこういった偽物の出品物には少なからず、日本人または日本在住の方から「日本までの送料を教えて下さい」みたいな質問が出されていましたので(かなりの高確率で出てました)、おそらく相当数の偽物が日本に流入していることと思います。
ガットを切り、グロメットを外した状態であれば、テニスショップの店長さんでも気付かないほど、ルックスは似ているので、騙されている人も多いでしょう。
ワタシのものは、グロメットですぐに分りましたが、偽物製造は日々進歩しているそうですから、もうグロメットまで完全コピーのものもあるかもしれません。そうなったらちょっと判別は難しいですね。
ワタシはかなり早期にラケットとしての使用は諦め、検証材料にしてしまいましたので、実際に普段使っているガットと同じものを張ったうえで本物と比較する、ということができませんでした。また乱打で少し使っただけで、殆ど性能を検証できませんでしたが、それでも、使ってみてすぐ「軽い」ことには気づきました。恐らく材質が違うのでしょう。
したがって、ある程度使っていけば性能面で色々劣る点が浮き彫りになったことと思います。
・・・何が言いたいのか? はい、テニスの腕が上達することと、ラケットをたかだか一万数千円程度安く買うことのどちらが大切でしょう? 安物買いの銭失いというか安物買いで腕を落としてはシャレになりません。ただでさえ下手の横好きなんすから。いや、ひょっとしたら偽物の方が自分に合っている可能性も否定はできませんが、じゃあその魔法の杖と全く同じものを再び買えるかどうか・・・。え?またeBayで買えばいい? いやー、今度はまた別の偽物かもしれませんよね♪
というわけで、ワタシはこれからはちゃんと国内流通品を信頼できるショップで買うことにいたします。ええ、誰が何と言おうが、そういたしますです。て言うか、これまではそうだったんだし。
ただ、ヤフオクとか見ていると、食指を動かしたくなるような物も結構ありますよね。まぁショップの出品なら並行輸入でも大丈夫なんだろうとは思いますが。「家族が海外でスポーツショップをやっていて安く手に入る」とか「激安のため保証なし・(海外代理店正規品)」とか「ありえませんが、もしも偽物だった場合は返金保証」とかでオークションに出品されている並行輸入品は、疑うわけではないのですが、こういう経験をしてみた今では、No Thank Youと感じてしまいます。どうやらアレルギーになってしまったようです。

人生の99%の時間はラケットなしで過ぎていきます。ラケットは、テニスボールを打つだけで、それ以外には何の役にも立ちません。なのになんでこんなに入れ込んでしまうんでしょう?
やはりワタシが「道具なんて関係ない」って言えるほどの素人でもなければ、同じく「道具なんて関係ない」ほどの達人でもないからなんでしょうか? 
うーん、やっぱり保証書付きの魔法の杖がほしい! できれば2本、同じ重量とバランスで(笑)。

以上、長々と長期にわたって長文の駄文を書き連ねてまいりましたが、参考になるような内容じゃないですね(反省)。
とりあえず、AeroPro Driveの偽物の一件はこれにて終了です。お付き合い頂きありがとうございました。
特にのびぃさん、コメントと励まし有難うございました!

P.S.
ワタシの手元にあるフェイク品ですが、部屋の壁のフックにひっかけてぶら下げてあります。これはこれでテニス好きのじじいの書斎には良いオブジェかと。これ以外の利用方法は思いつきませんでした。


道具 | 投稿者 Duquesne 00:25 | コメント(7)| トラックバック(0)

eBayのアエロプロ ドライブの偽物? 顛末(後編)part3

eBayに出品されている、激安・超胡散臭いBabolaT AeroPro Drive CORTEXが、出品の記述どおり本物かどうかの検証を進めてきました。これまでの経緯は、過去の記事をご高覧くださいませ。

とりあえず、ここまでの検証で分かったことを列挙します。
・グロメットとバンパーは偽物(確定)
・唯一パッと見で違いが分るのはグリップの色(ライトグレー)
・塗装は非常に上手だが、本物とは異なる部分が散見される
・フレーム形状と質感は、ほぼ同一で見分けがつかないが、重量が30g程度軽い。
・クロスガットの配置が上部と下部で密集している

基本的にどう考えても偽物という結論に達しました。ただし、偽造の技術は非常に高く、のびぃさんがコメントでご指摘のように、他にAeroPro Driveを持っていない人が初めてこれを手にした場合、偽物だと気付かない可能性が高いと思います。

実際、出品者は過去に100件以上のpositive(良い)評価を受けており、同一人物の運営するeBay Hongkongのストアでも236件のpositiveに対して、negative(悪い)評価は5件しかありません。また、同様の出品をしている人物は128対4で「良い」評価が勝っています。他にも数名、同様の出品者がいます(同一人物の別IDかもしれませんが)が、やはり悪い評価は非常に少ないです。ちなみに「悪い」をつけた人は、すべてfakeと見破っていました。

で、「自白を取り付ける」アンド「返金させる」に挑戦いたしました。この出品者は間抜けなことに、出品中の私からの質問に対して、自分のメールアドレスを通知してきたため、まずはそちらにmailしました。
すると、すぐに返事がきました。無茶苦茶な英文でしたが、返金はできないが代替品ならすぐに送る、ということでした。そこで、「その代替品というのは本物か、それともまた別の偽物なのか」と聞いたところ「我々は正規の商品しか扱っていないので、前回も今回も正規商品である」との由。
そこで、これまでこのblogでご紹介したjpeg画像を添付して、偽物であることをこちらが確認したことを告げたところ、「我々の商品は正規に中国で流通しているものであって、中国版と日本版が異なるだけのこと。それでも当方は誠意をもって新品の代替品を送ると言っている(意訳・原文はかなり訳わからない英文)」と、のたまいました。
当方からは「偽物と知っていて輸入すれば、それは罪になる。従って代替品を受け取ることはできない。返金を要求する」旨、通知しました。また、これ以上の会話は無意味であり、返金に応じないのであればeBayや関連団体へ報告する旨、通知しました。

すると!! 送信後数分して何気に出品者のリストを見ようとしたところ、No longer a registered userとなっているではありませんか!
また、emailアドレスも既に無効になっておりました。
何という手際のよさでしょう!

その後、eBayへの通報(不毛でresponseの遅い会話でしたが)を行い、一応念のためPayPalにも連絡しました。
が、結果だけ申し上げると「残念だったね」みたいな感じで慰められただけです。ま、eBayはこういった詐欺を防ぐ努力をするとは言っておりましたが。

ただ、その後、驚くべきことにeBayのテニスラケットから、中国からの出品がことごとく消えているではありませんか。eBayが努力したのでしょうか? それとも出品者たちは横のつながりか何かがあって、火の粉が飛んでくる前にとりあえず逃げたのでしょうか?
いずれにせよ、把握していただけでも4つのIDで10件の出品があったのですが、すべて終了日時の前にキャンセルされていました。ワタシとしては、eBayが頑張ったんだと思いたいところですが、恐らく事実はそうではないと思われます。というのも、eBayユーザ登録を削除したのはワタシに売った人だけで、それ以外は出品をすべて取り下げたものの、ユーザIDは生きているのです。恐らくホトボリが冷めるのを暫く待っているのかもしれません。(急にキャンセルされた出品物はPure Drive CORTEX, AeroPro Drive CORTEXでしたが、中には販売個数が100で90個売れ残っているディールもありましたので)
eBayで売るのが難しいと判断すれば、どんな闇ルートで売り捌くか分かったものではありません。

今回もまたまた長文になってしまいました。
次回はいよいよ本当の(本当か!?)最終回として、過去の偽物出品(と思われるもの)を見て、詐欺被害にあわないための対策やらをご一緒に考えてみたいと、かように考えておるわけでございます(福田新総裁みたいな口調ですな)。

ではおやすみなさいませ。
道具 | 投稿者 Duquesne 03:20 | コメント(4)| トラックバック(0)

這っても黒豆

もう午前4時を回っているのですが、昼寝したせいで眠れないので、少し備忘録を兼ねて日記をば。

昨日(木曜)は、現役大学生プレーヤー2名に、バイトでヒッティングパートナーをしてもらいました。そこの総監督が、わたしの後輩(しかも一度もワタシに勝ったことがない)なのをいいことに、体育会系のしきたり通り、「一人はサーブ&ボレー系もう一人はベースラインストローク系の有望選手を寄越せ」という主張に沿った、なかなか優秀な選手を貸してくれました。
父親より年上の監督の、さらに先輩からの誘いというのはちょっと例がないらしく、2人とも「メッチャ緊張したっす」と言ってましたが、緊張してた割にはやけに大先輩を左右に走らせてくれました(笑)。

ワタシの大学時代は、よくOBや先輩から無理難題を押し付けられると、「また、『這っても黒豆』だな」と仲間内では表していました。要は、先輩が「あれは黒豆だ」と言ったら、その黒豆みたいな物体から脚が出てきて這いはじめても、「はい、あれは黒豆です、先輩!」と言わねばならないわけです。
ワタシは教養修了後に留学したので、横暴なOB・先輩の被害にあったことは周りに比べれば多くはなかったのですが、それでも『這っても黒豆』なハナシは一杯あります。
じじいになっても、未だに笑って話せるほどには達観できてません。

そんな話をいまどきの大学生にしたら、「今も全然一緒っす」と言ってました。
「今日だって監督から『根性を鍛え直してもらってこい』って言われて来ました」ということで。
とにかく彼らの監督にとってはワタシが一番怖い先輩だったそうで。
おいおい、オレは達観できてないけど、お前が根に持ってるってのはどういうことだ! 、と思わず感じたのですが、これって・・・。
あれ、ワタシもやっぱ後輩から見たら『這っても黒豆』だったんですかね?

・・・おあとがよろしいようで♪
日記 | 投稿者 Duquesne 04:42 | コメント(0)| トラックバック(0)

eBayのアエロプロ ドライブの偽物? 顛末(後編)part2

いよいよ大詰め(笑)の、無駄に長い顛末記ですが、後編のpart1が画像比較に終始しましたので、part2では若干の考察をしていきたいと。

グロメット等の比較のため、ガットを切ってグロメットを外したまではよかったのですが、これが全然元に戻りません。
かなり無理やり穴に突っ込んでいた模様で、グロメットグラインダやら千枚通しやらを総動員してもキチンと埋まりません。大体、バンパーの穴とグロメットの出っ張りの間隔が合っていませんし♪ 送られてきた時点で既にガットが張ってあった理由が、おそらくこの辺にあるのかもしれません。
つまり、ガットを張った状態でないとグロメットが浮いてしまうため、ストラングして張力で押さえ込んでいたのではないかと。
これはどういうことなのでしょう? 本体の作りがなかなかに精密なのに比べて、あまりにもギャップが大きすぎます。
ストリングホールの位置にしても、なぜ??という感じです。画竜点睛を欠く、というか(違うか?)、仏作って魂入れず、というか(これも違うか?)。

何が言いたいのかというと・・・
part1で検証したオリジナル(敢えてそう呼びます)との相違、これらはあくまでもコスメな部分や部品としてのグロメット・バンパーの話であって、肝心なラケット本体自体がどうなのか、についてはこれだけでは何とも言えません。
つまり、全体としてはいわゆる偽物で間違いないのだけれど、ラケット本体もスクラッチから作り上げられたものなのか、それとも加工/塗装などの前に本体のみが横流しされ、それに穴あけや塗装等を別の誰かが行ったのかどうか、です。それについては、正直言ってよくわかりません。

ただし、両者のグロメットの重量の差は数グラムしかないので、本体そのものの重さはやはり30g程度はあるわけですから、本体もやはり横流しではなく、最初から偽物として製作されたものと考えるべきなんだろう、と思います。

2007年版AeroPro Driveの売り物の一つにCORTEX機能の搭載があります。いましがた気がついたのですがV字パーツの色が違います。
分りますでしょうか?微妙に緑がかってます。cortex
これはワタシの考えなのですが、このV字パーツはおそらく本体の製造過程で、アッセンブリ(組み立て)工程の段階で接着されていると思います。画像を見るとわかると思いますが、この部分は接着が下手で、ズレています。またパーツのサイズも若干違うような感じです。

うーん、なんにせよフレーム本体の由来がどうなのかについては、分りません。これまで挙げた相違点にしても、たとえば「未加工・パーツアセンブリ前のフレームだけが流出して、後工程でヒドイ作業+出鱈目なパーツを取り付けたのかも」、と言われれば、「そうかも」としか答えられません。
ストリングホールの中を見ても素材がわかるような知識がないので、なんとも言えませんし。実際、今は使っていない27inchの方のガットを切ってグロメットを外し、穴から中を覗いて比較してみたのですが、うーん・・・。分りません、実際。
言ってみれば、ことフレーム本体に関しては状況証拠は出揃っていて、ホシがクロなのは間違いないのに、物的証拠が出てこないという、サスペンス劇場のような状況ですね。
・・・・ん、こういうときは「警部、自白は取れないんすかねぇ」。
んんっ! それだ!
・・・というわけで、今回も長文になってしまいましたので、さらに続きの顛末記を、「出品者とeBay」まで絡めて後編part3でまとめたいと思っております。

ではでは
道具 | 投稿者 Duquesne 03:16 | コメント(1)| トラックバック(0)

eBayのアエロプロ ドライブの偽物? 顛末(後編)part1

続けて読んでくださっている皆様、有難うございます。
いよいよ謎解き編(笑)に突入いたします。
でもって、書き始めたら案の定、長文になってしまいましたので、後編もpart1と2に分けることにしました。
とりあえず、このpart-1では写真でコスメな部分等を比較してみました。画像が見苦しい点、先に謝っておきます。ひらにご容赦くださいませ。

素振りやコートでの乱打で感じた、「これって楽じゃね?」的な感触の理由は、前述の通り、重さにありました。見かけが一緒なのに、30~40g程度軽いのですから、体は単純に「なんだか楽」みたいに感じたのでしょう。
しかし、同じラケットで重さがこれだけ違うというのは普通ありえないことですから、つまり何かが正規品とは異なるということでしょう。
うーん、俄然、偽物説が急浮上です。
そこで、細部を比較してみました。前編で書きました通り、パッと見があまりに本物ぽかったため、細かいチェックはしていませんでしたが、事ここに至って、なんだか焦るように見比べてしまいました。
(1)ストリングの配置が違うではないの!
ラケットフェイスを時計に例えると、ちょうど2~3時のあたりと4~5時のあたり(及びその左右対称部)が、やけにクロスガットの間隔が狭いことに気が付きました。バンパーの画像をご覧ください。左が正規品で右が中国からの物から取り外したものです。
((クリックで拡大画像が見れます。))grommet-1
赤丸で囲んだ部分の、穴の間隔がかなり違うことが分るでしょう。
(2)グロメットがWoofer式じゃないじゃん!
グロメットのウネというか何というか、Wooferていうのはホール間に小さなアーチ型があって、それが滑車のような役割を果たすはずなのですが、そのアーチは小さいので見落としていましたが、全然アーチ状ではありません。一方で、何で気付かなかったんだろうと思ったのが、スロート部のグロメットです。ここはグロメットの中で唯一アーチ形状が強調されている部分です。
比較写真をご覧ください。明らかに違います。
((クリックで拡大画像が見れます。))<grommet-2
(3)cosmeticな違いも、探すとソコソコある
これは間違い探しのつもりで見なければ分からない箇所です。どっちがどっちか分りますか?
((クリックで拡大画像が見れます。))<logo-col   cortex
それと写真が分りずらくて申し訳ありませんが、バンパーの長丸な浮き彫りがなくロゴが新旧異なっています。
bamper

どうでしょうか。
cosmeticには、正規な品物とは考えられないことが分りました。明らかにバンパーやグロメットは正規のものではありませんし、ストリングス・ホールの位置も全く異なります。
塗装は非常に本物ぽいです。質感も遜色ありません。が、上の画像にように、アエロの"a"ロゴの位置が変だったりします。そうかと思うと、手間のかかりそうな"aero modular technology"ロゴ部の白抜きをしていたりします。

またも長文になってしまいました。続きは、後編part2でまとめますです。

ではでは♪
道具 | 投稿者 Duquesne 00:37 | コメント(2)| トラックバック(0)

eBayのアエロプロ ドライブの偽物? 顛末(中編)・・えっ?!

前編からの続きです。
・・・当初の予定を変更して、前編・後編の2部構成ではなく、中編を挟んだ3部構成(笑)にしました。・・ていうか4部構成以上になるかもしれませぬ。写真とかを交えた比較は後編以後に譲って、中編では簡単なインプレもどきから比較をしています。

さて実際に届いたブツ(笑)ですが、まずラケットケースが私の所有する日本で購入した正規代理店商品とは異なっていました。面倒くさかったので各国で日本と異なったラケットケースがバンドルされているかのチェックはしませんでした。脱線しますが、昔は日本市場向けだけ高級仕様なラケットケースが付属するということは現実にありました(BORG PROは世界中一緒の、素気ないヘッドカバーでしたが)し、ラケットケースが違うからといっても、よく言われている「横流し説」などを否定する材料にはならないためです。
それと、元巻きグリップの色がライトグレーです。うーん、怪しい! ですがこれも後回しにしてとりあえずバボラのオーバーグリップを巻いてしまいました。
次にラケット本体ですが、パッと見、いやシゲシゲ見ても「本物じゃん」という感じです。根がいい加減なワタシゆえ、その時はそれ以上の細かいチェックはせず、ガットが張ってあったので、いきなり庭で素振り&ネットへのサーブ練習に使ってみました。
もちろん前からある27.5inchのものと比較しながら、です。
第一印象 「なんだか扱いやすくね、これ?」
第二印象 「振り易さは同じじゃん」
うーん、なんだかよく分からないものの、本物っぽい気がしてきました。だもんで、早速コートへ持ち込みました。
ワタシは当初は27インチを使っていましたが、今は27.5にISO-SpeedのPyramidを張っています。
届いたばかりのラケットに張られていたガットは、ストリング上に刻印というか印字がないため、よく分からないのですが、形状的にはよじったような波型のため、スピン系と思われました。よって、スピン性能をある程度見ることは可能と考え、家内相手に大人げなくグリグリゴリゴリと、普段恥ずかしくてできないくらい、えげつないトップスピンをかけて乱打を行いました。(余談ですが、宅の家内は背が低いので、普段はこれをやると確実に切れます。ましてこの日はクレイコートでしたし。普段なら間違いなくサーブ練習のときに顔面めがけて打ってきます♪)
結果、両者に大きな差はなく、スピン性能は互角と考えられました。
本体の素材は分りませんが、少なくともアエロ形状はソックリなので、スイングスピードといい、風切り音(ガットが違うことを差し引いても)もよく似ています。
その後、ボレー、サーブと使ううちに少しですが違和感を感じ始めました。当たりや衝撃はガットが違うので何とも言えませんが、なんだか普段使っているものよりも楽、なのです。帰宅後計ってみたところ、ストラング状態でほぼ300g。普段のものは同340g程度ですから、ずいぶん軽いことになります。普段と同じルックスで長さも一緒、なのに40gも軽いわけですから、体は正直に「あれ、これって楽じゃね?」と感じたようです。
とはいえ、スペック的にどうも疑わしさが濃厚に漂ってきました。こうなると、いくら怠惰なワタシとは言え、本格的にコスメティック回りも調査せずにはいられません。
・・・はい、この時点では流石に楽観論はどこへやら、です。
またも長文になってしまいましたので、続きはまた後ほどということで。
予定としては、次はコスメティックな比較を写真を交えて行おうかと。それと、本当の意味での顛末はエピローグ、ですかね? 
>>続く
道具 | 投稿者 Duquesne 21:08 | コメント(2)| トラックバック(0)

eBayのアエロプロ ドライブの偽物? 顛末(前編)

AeroPro Driveの新品がeBayで無茶苦茶安く売られている、というハナシは結構有名なようで、色々なところで「偽物だ」とか「従業員の横流しだから中身は本物と一緒だ」とか語られているようです。
でも実際に購入して検証したハナシは聞いたことがなかったので、人身御供になってみました。
当方の意見を先に書いておきます。

手を出さない方が賢明です

本物かどうかの検証は、後ほど「後編」(笑・・大袈裟?)にまとめますので、これを読まれた方で興味を持たれた場合は、そちらを読んでから判断して下さい。
ただ、ワタシはお勧めしません。その理由については同様に後述しますので、ご参照ください。

eBayで売られている「法外に安い」ラケットは、以前はWilsonとBabolaTに限られていましたが、最近はBabolaTだけのようです。BabolaTでは、AeroPro DriveとPure Drive Roddickの、ともにCORTEX搭載版(つまり2007年仕様)があるようです。非常に胡散臭いそのプライスですが、大体どれも似通っていて、高くて$89.00 + $6.00(日本への送料)、安くて$54.99 + $20.00(送料)です。
100% Authenticを謳っており、返金に応じることを誓っていたりします。
ワタシは、このうち最も安いくせに実物(と思わしき)写真を掲載しているもの(AeroPro Drive +)を購入しました。というのも、ほかの数名の出品者は、バボラまたはその代理店が一般に使用している商品画像を転載していたからです。
金額としては1万円未満(PayPalの円貨履歴では、¥9,242でした)なので、騙されたとしても「ま、勉強料と思えばいいか」程度の金額ですが、とはいえ送金するときは少し躊躇しました、やっぱ♪
もちろん、「Ask Seller a Question」経由で色々と(もし本物だったら出品者は気分を害するだろうな、と思うような)質問を何度か行いましたし、送金前にも返金についてのコミットをさせました。

で、PayPalで支払うと、すぐにThank You Mailが届き、EMS国際郵便のトラッキングナンバーを教えてくれました。
9月7日に北京でポストされ10日に通関し、11日に届きました。ここまでは何の問題もなく非常にスムーズな取引で、先方も非常にこまやかなコミュニケーションを取ってくれましたので(英語の文法はデタラメもいいところでしたが)、「結構マトモじゃん」と思ったワタクシでした。

・・・以上、やはり長くなってきましたので、この続きは「後編」へ。
道具 | 投稿者 Duquesne 20:19 | コメント(1)| トラックバック(0)

eBayのアエロプロ ドライブの偽物?

eBayで超格安で出品されているバボラの新品ラケット。
出品は中国からで、写真等を見る限り本物ぽい。それにしても、$54とか$69 に送料を足しても大体$99.00くらいで収まるというのは普通に考えれば、あり得ないハナシです。
ググってみたりすると、工場からの流出品(B級で品質検査でハネられたものが出回っている説と、工場従業員が横流ししている説)だという方々が、結構多いようです。
つまり、工場からの流出品だから本物と同程度の品質と考えられる、という説で、場合によっては(完成品横流しなど)まったくの本物であることもあるかのように書いている人もいます。
その際によく引き合いに出されるのが、「金型を作るのに多額の金がかかるから割に合わない。ゆえに1から偽物を作るのは、単価の(比較的)安いテニスラケットでは経済原則から考えても意味がない」といったような説です。
本当でしょうか?
金も暇もある(有り余る・・・ほどではないにせよ)ご隠居としては、人身御供になってみようかなと思いました。
正直言って、全く色気がないわけではなく、本物と同じなら自宅の庭のネットケージ(元々はゴルフ用)でボールマシンを使ってのオートテニスもどきでの練習用や、ピコチーノに使いたい、と思ったりもしたのでした。
eBayの出品者は、100% Authenticと言ってますので、それを信じて買ってみることにしました。
さてさて、この顛末、知りたい方はいらっしゃるでしょうか?

道具 | 投稿者 Duquesne 23:46 | コメント(4)| トラックバック(0)

DONAYのボルグ・プロ

DONAYのBORG Proを好んで使っていた時期がありました。
この夏の間に妻の実家の物置に、当時使っていた(30年くらい前に購入)ものが仕舞ってあったのを見つけたのですが、サイド部の塗装が15㎝くらいがれてたり、トップ部に少しクラックがあったので、エポキシなどを駆使して(ワタシは趣味でギター製作をしていますので木工系は得意)修復してみました。
でもって、ガットはバボラのナチュラル(それしか店になかった)を弱めのテンション(昔は60~62ポンドだったのですが、経年劣化を考えて50ポンド)で張り、コートに持ち込みました。で、乱打で打ってみたのですが、第一打目で「ボスゥッ・・・」と、古くなって空気の抜けたボールを打ったときのような感触。
やはりウッドですから経年変化は完全にこのラケットを殺していたようです。
BORG Proには思い入れがあります。
ナスターゼとの試合の録画(一部)を当時NHKで見て衝撃を受けて以来、ベースラインで打ち合ってパッシングで仕留めるという快感を覚えて、それまでのサーブ&ボレーから完全に移行したのも、これを入手し更には体育会系テニス部を退部してからでした。一応エースでポイントゲッターだったため、OBやコーチと散々揉めましたが、そもそも大学の体育会系サークルの根性論や「テニス道」が大嫌いだったことも
あって、スタイルの変更に対してまで口出しをされることに我慢ができませんでした。
純粋にテニスを楽しむためにはテニス部を辞める必要があった、っていうのも今思うと変な話ですね。
結局、このラケットを使いこなすために嫌いだった筋トレをしたり、挙句の果てにはヒジを壊して20年以上
コートから離れていました。その間、留学のため渡米し現地で就職・結婚・出産、日本法人への出向という形での帰国など、本当に色々ありました。
そして、若干フライング気味ですが隠居することができ、時間に余裕ができた今また、ナダルフェデラーのおかげで昔のようなテニスに対する情熱を掻き立てられている今日この頃。
道具 | 投稿者 Duquesne 03:20 | コメント(0)| トラックバック(0)

じじいの再起のきっかけ

じじいは息子2人と嫁の4人家族。
嫁は中学~高校と某県の軟式チャンプだったりする。長男はテニスに興味が薄く、次男はヘニャヘニャで体力がない。
じじい本人は二十数年の間、コートに足を踏み入れたこともなかった。
もともと「ローズウォールが好きで硬式テニスを始めたコナーズ世代(?)」のくせに、大人になるとボルグにかぶれてトップスピンばかり打っていた。ウェアもFILAでラケットはDONAYのボルグ・プロ60ポンド張りだったりして。で、ヒジを壊して医者に「一生治らない」宣告をされ、テニス撤退。
それが、なぜまたテニスに狂い始めたかというと
(1)嫁が運動不足解消にスクールに通い始めた
(2)隠居生活に入ってジム通いを始め、1年で体脂肪率20%削減に成功し、ベンチプレスで120kg
挙げる(!)という若い頃を上回る快挙。
同時に、アームカールでもヒジが痛まない自分を発見
(3)2007ウィンブルドン決勝を何気に見てしまう
翌日、速攻でAeroPro Driveにプロハリ張りを注文し
翌々日にはコートに立っておりました。
そこで感じたことは・・・!?
日記 | 投稿者 Duquesne 01:19 | コメント(0)| トラックバック(0)
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