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NOS VAMOS! オフラインで50歳程度で「じじい」というタイトルはオカシイ!と激しく追及されたわたくし。だもんで簡単にタイトル変えちゃいました。今後ともごひいきに願います。

テニス・プレイヤー

19日から、ライブストリーミングでマドリッド・マスターズを観戦しておりました。

テニスから20年以上も離れていたので、最近の選手はまだあまりよく分りません。大体、ワタシのテニスはマッケンロー対ボルグで止まっていて、実際のところレンドルやビランデルがヒヨっ子だったころの記憶が、かろうじて少しあるくらいです。ベッカーなんてファミコンのソフトで「ぶんぶん」て名前で初めて知ったくらいでして(汗)

なので、その間に登場したアガシやらサンプラスやらエドバーグ(だっけ?)やらは、全然知らない
なのに、ナダルとかフェデラーは知っているという。

うーん、我ながら極端ですね。
これじゃ、そこらの硬式テニス歴6か月の高校1年生と変わらない

だいたい、特定のプレイヤーのプレイをマネするのは、テニスに限らず、あらゆる芸事(?)の上達のカギだと、ワタシは思っておるのですが、そういう観点で言えばボルグがずっとワタシのアイドルであり、先生でした。
その前はコナーズ、その前はケン・ローズウォールとロッド・レーバー、スタン・スミスでした。
レーバーは、トップスピンを多用したことで知られていますが、スタイルとしてはオーソドックスでしたし、ローズウォールはオールラウンダー、コナーズはフラットを多用するサーブ&ネットで、スタン・スミスはボレーが無茶苦茶上手かった記憶があります。

今と違って、彼らのプレーに生で触れることなど、望みようもなく、また滅多に試合のTV放映もなく、たまに協会などのご厚意で開催されるフィルム上映会(当時はタマにジュニア強化選手などのために講習会を開いてくれて、その中で上映会があったと記憶)などで触れる程度でした。

つまり情報量があまりに少なかった。それゆえ、当時のワタシたちのスタイルはみんな似通っていて、右ヒジ90度理論(?)とか、嘘八百な「どー考えても変だろ、それ」なフォームを強制されていた記憶があります。
それと、テニス部も体育会特有の「這っても黒豆」(えへへ)な世界に濃密に支配されていて、精神論に名を借りた理不尽なシゴキや、他と「違う」ことを許さない雰囲気がありました。

結局ワタシは、同年代のボルグが18歳で4大大会で優勝したことを知り、たまたまTV(だったかな?)で放映された試合の一部分を見て、それまで強制されてきたスタイルから決別したのですが、「日本ではあのスタイルを教えられる人が誰もいなかった」し、情報もなにもなかったので、断片的に聞いた「壁打ちが主たる練習」だとか「アイスホッケーのパックを打つ要領」だとかから「あ、こいつオレと全く一緒」と感じてマネをしつつ、いいところは取り入れて、とにかくいつも「どうすれば今より上手くなるか」を自分で考えて、スタイルを作っていったような気がします。

今の時代は、選択肢も多いですし参考になる情報も氾濫しています。コーチの教えることも(たぶん)嘘はないでしょう。でも、アイドルプレーヤーの形態模写ができるくらい、プレーを頭と体に刻み込んで、さらにそこに自分なりのアイデアを盛り込んでスタイルを作るっていうのも、また別の王道のような気がします。

というわけで、ワタシは、
今更ながら『脱ボルグ路線』目指して、誰をアイドルにジジイテニスを完成させようかなぁ
とか目論んでおります。
ヒジ痛でテニスができないもんで、そんなことばっか考えてるんですが、そんな10代ぽい自分が結構好き♪
日記 | 投稿者 Duquesne 02:19 | コメント(2) | トラックバック(0)
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